『ジン・EZM12』(2017バーゼルニューモデル)航空救急向けに開発されたミッションタイマー。


『ジン・EZM12』 4/29入荷!(詳しい画像はこちらから)

■救急活動における「プラチナの10分」と「黄金の1時間」が読み取りやすいカウントアップ式インナーベゼル

■ブラック・ハード・コーティングを施したカウントダウン式回転ベゼル

■パルスローター搭載(心拍数測定用パルスメーター)

■時計の洗浄を簡単にするためベルトとベゼルは簡単な着脱が可能

■世界限定300本■マグネチック・フィールド・プロテクションにより80,000A/mまでの磁気防護

■-45℃から+80℃までの気温での精度保証  

■Arドライテクノロジー

■テギメント加工を施したステンレススチール製

緊急の医師が派遣されるあらゆる救助任務は、命を救うための競争であり時間との戦いです。「プラチナの10分」と「黄金の1時間」は、救助活動において成すべき行動を決定づけるものです。これは、最初の10分で重傷患者に応急処置を施し、事故から1時間以内に病院に搬送するということを意味しています。

ジンでは、このような救助活動のためにEZM12を開発しました。カウントアップ式のインナーベゼルは、救命医師が指定された時間に常に目を向けることを可能にし、カウントダウン式回転ベゼルは、例えば、投与された医薬品の効果が出るまでの正確な時間を計測できます。さらにローターの形状にデザインされた秒針により、15秒ごとに心拍数を簡単に計測できるパルスローターを備えています。これはクロノグラフのプッシャーを押すという行為なしに計測ができる仕組みです。EZM12は、救急隊員が救命活動に大きく貢献できるよう、高性能ツールを保証します。

EZM 12のもう一つの特徴は、ベルトとベゼルを簡単に外し、時計を洗浄できることです。時計に装着されたシリコンベルトは工具を使用せずに取り外すことができ、回転ベゼルは付属のポケットナイフのドライバーを使用して簡単に取り外しが可能です。これらの部品はエタノール、プロパノールなど配合の消毒剤による洗浄にも適しています。

ベゼルとベルトの取り外しの動画です。IMG_1074

EZMシリーズ誕生から20年目に、ジンの新たな機能を搭載したミッションタイマーが誕生しました。

2017バーゼルワールド会場にて2017/3/28撮影

■ムーブメント

ETA2836-2、自動巻、25石、28,800振動、秒針ストップ機能、駆動時間:38時間

耐衝撃性DIN(ドイツ工業規格)8308、耐磁性DIN8309

■機能

時・分・秒表示、デイデイト表示

「プラチナの10分」と「黄金の1時間」が読み取りやすいカウントアップ式インナーベゼル

ブラック・ハード・コーティングを施したカウントダウン式回転ベゼル

パルスローター搭載(心拍数測定用パルスメーター)

時・分針とインデックス、ベゼル12時位置の▽マーカーは夜光仕上げ

■ケース・ベルト

ステンレススチール(サンドマット仕上げ)ケース、シリコンストラップ

両面無反射サファイアクリスタル、ねじ込み式裏蓋(ニッケルフリー)

防水性DIN8310、20気圧防水、負圧耐性

■搭載しているジン・テクノロジー

・ケースには耐傷性の高いテギメント・テクノロジー(1200ピッカース)

・ベゼルにはブラック・ハード・コーティング(テギメント+ブラックPVD仕上げ)

・Arドライテクノロジー(プロテクトガスとドライカプセルにより精度の安定と風防の曇り防止)

・ジン特殊オイル66-228の使用により-45℃から+80℃の気温での精度保証

・マグネチック・フィールド・プロテクションにより80,000A/mまで磁気防護

■サイズ・重量     ケース:直径44mm×厚さ14mm

重さ:約122g(ベルトを除く)、ベルト幅:22mm

■予定価格     560,000円+税

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写真左:夜光

写真中上:ベルトは20kgまでの力に耐えるよう通常より太いバネ棒を使用。裏蓋は汚れの付着を考慮して通常より浅く刻印されています。

写真中下:ドライカプセルは2位置のリューズに組み込み。

写真右:特別ボックスには時計とともにポケットナイフ、ベルト交換用ツール、予備のバネ棒を収納。

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EZM12の主要表示

EZM12は、救急出動に向けて考案されたパルスローター、カウントアップ式インナーベゼル、カウントダウン式回転ベゼルといった3種類の表示を使用することで、救命活動の時間的基準値を測定、観察できます。

■パルスローター

パルスローターは、脈拍を迅速に把握するのに役立ちます。

計測は、4つのローター羽のひとつが、目盛りの開始位置(12時)に到達したところで、脈が15回打つのを数えます。15回目の脈でローター羽が差したパルスローターの目盛りが1分間の脈拍です。

白く塗られたローターブレードは、通常の三針ウォッチの秒針に相当します。

■カウントアップ式インナーベゼル

内側に配置されたインナーベゼルは、「プラチナの10分」(黒地にオレンジの目盛り)と「黄金の1時間」(黒からオレンジに変わる背景上の白い目盛り)を読み取るのに役立ちます。

2時位置のリューズを使用して、インナーベゼルのスタートポイントを分針に位置づけます。そうすれば、救出開始から10分と1時間まであとどのくらい残っているかを把握できます。

■カウントダウン式回転ベゼル

ケースに搭載された回転ベゼルは、カウントダウン式です。

これを使用することで、救急ヘリコプターが飛立つまでに残っている時間を把握したり、医薬品の効果が出るまでの時間を監視することができます。

これには現在時の分針から残りの時間間隔(たとえば10分)の位置に回転ベゼルの▽マークを合せます。分針が▽マークに到達したら、設定時刻を過ぎたということです。

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EZM12による救命

「プラチナの10分」-「黄金の1時間」:ときには一分一秒が生死の境を決します。

現代の救命医師の目標は、重症患者を1時間以内に救助し、医療処置を施し、適切な病院に搬送することです。そのような出動では、一分一秒が生死の境を決することがあります。そんな時、「黄金の1時間」には特別な意味があります。つまり、命を救う1時間のこと。それは60分であり、3600秒です。従って救急出動時には、時間がバックグラウンドでいつも進行しており、患者の生命が危機にさらされているとき、絶えず時間を刻みます。

救急出動は不意に発生し、いつも劇的です。現場は混沌とした状態であることがほとんどで、天候条件次第であり、危機的事象が発生し、状況が深刻化することもよくあります。ストレス、混沌、消防士や警察などの不在により、「黄金の1時間」がどれくらい失われ、あとどれくらい残っているかの感覚は狂いがちです。それでもなお、全体を概観し、効率を確保することも必要不可欠です。救急ヘリが着陸した地点は、1分が争われる場所です。最初の10分で患者を収容し、止血し、酸素供給を確保しなければなりません。患者に最新かつ実効的な処置を施さなければならないという思いは、救急医師の頭にありますが、時間を見る余裕もあるでしょうか?彼らは、最初の10分で方針を決定し、救命処置を施さなければならないのです。それこそが、「プラチナの10分」と言われる理由です。

ディルク・ヴァイツェル(コブレンツの航空救急ステーション・クリストフ23の救急医、軍医中尉の位を持つ現役軍人)とイェンス・シュヴィートリング(長年の経験を持つクリストフ23所属ヘリコプター医師長、予備役の軍医中尉)が、自分たちの民間および軍事での多くの救急サービス出動で培った経験で、EZM12のコンセプト決定に貢献してくれました。その目標は、航空救急サービス従事者の手に「黄金の1時間」を見失わないよう、あるいはそれに費やされる時間を理想的な方法で短縮する助けになるツールを提供することでした。

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